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CPUの性能の違い インテル製の製品名の表記ルール

CPUにもさまざまな種類が・・


CPUとは、「central processing unit(中央処理装置)」の略称で、人間の頭脳の部分に位置します。CPUにはさまざまな種類があり、価格も安いけど低性能のものから、高性能なものまで実にさまざまあります。

よくパソコンを選ぶ際、カタログにCPUのスペック表に表示されていますが、その数値を見ただけで、どのくらいの方が理解できているでしょうか?CPUの良し悪しでパソコンの性能が計れるといっても過言ではありません。

今回は、CPUの製品名の表記のことを詳しく説明します。

CPUのメーカには大きく分けてインテル系とAMD系がある。

カタログを見ていると、CPUのメーカーの違いに気づかれると思います。

CPUのメーカーにはインテル系とAMD系があります。製品名でいうと、Intel製品は「Celeron」や「Pentium」「Core i3」「Core i7」などで、AMD製品では、「Ryzen」や「A-Series」「FX」「Opteron」「Sempron」などです。どちらにするか迷われると思いますが、性能で選ぶならIntel製、価格で選ぶならAMDになるでしょう。

世界でのシェアは、Intel製が圧倒的で、価格も高めです。その性能や安定感はさすがとしかいえないほど、優秀で現在のハイエンドモデルパソコンには必ずと言っていいほどIntel製のCPUが使用されています。

Intel(インテル)CPUの製品名の表記


IntelのCPUには、ブランド名が4種類あり、「Core」「Pentium」「Celeron」「Atom」があります。その中で一番性能が高く、人気があるのが、「Core i」シリーズです。この製品の表記の仕方は、製品名(プロセッサー・ファミリー名ともいう。)の後に、数字が4桁と、1つの英字が表示されます。

この4桁の数字がプロセッサーナンバーといわれていて、最初の一桁が世代(CPUの時代)を表しています。そのあとの3桁が、CPUのクロック数(大きいほど性能が高い)、最後の英字が、サフィックスと呼ばれCPUのもつ性能を表しています。

CPUの世代って?

「Core i」シリーズには、第1世代や第2世代など「世代」に分けることができます。現在、コンピュータの技術進歩はすさまじく、Intelは数年ごとに新しいCPUを発売しています。

マイクロプロセッサーにおける命令を処理する内容を定めた設計のことをマイクロアーキテクチャーといいます。

世代 数字 マイクロアーキテクチャー
第1世代 100番台 NeHalem(ネハレム)
第2世代 2000番台 Sandy-bridge(サンディーブリッジ)
第3世代 3000番台 Ivy-bridge(アイビーブリッジ)
第4世代 4000番台 Haswell(ハズウェル)
第5世代 5000番台 Broadwell(ブロードウェル)
第6世代 6000番台 Skylake(スカイレイク)
第7世代 7000番台 KabyLake(カビーレイク)
第8世代 8000番台 Coffee Lake(コーヒーレイク)

サフィックスとは?

4桁の数字の後の英字がサフィックスと呼ばれる、CPUの性能を表す記号です。

デスクトップ向け

X 性能が非常に高い
K クロック周波数の倍率変更可
P 内蔵GPU比搭載
S 低消費電力
T 低消費電力(Sより消費電力が低い)

モバイル向け

M モバイル向け
X 性能が非常に高い
Q 4つのコアがある(クワッドコア)
L 低消費電力
U 超低消費電力
E 組み込み機器向け

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